公共職業訓練のWEB制作科とは?未経験から転職を目指した体験談

職業訓練WEB制作に通った実体験 【公共職業訓練】Web制作科

この記事では、職業訓練校「WEB制作科」に通った実体験について紹介しています。

職業訓練とはどんな制度?

まず、職業訓練とはどんな制度かご存じでしょうか?以下に簡単にまとめてみました。

これから転職を考える人や未経験でスキルを学びたい人向けに役立つ情報になると嬉しいです。

職業訓練制度の概要

職業訓練には、2種類あるようです。

公共職業訓練(離職者訓練)
 ▷▷ 雇用保険を受給している方向け

主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を無料で実施しています。
 ※テキスト代は自己負担になります。

●求職者支援訓練(求職者支援制度に基づく認定職業訓練)

 ▷▷ 雇用保険を受給していない方向け

主に雇用保険を受給できない求職者の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練を無料で実施しています。

また、一定の支給要件を満たす場合は、職業訓練の受講を支援するための給付金(職業訓練受講給付金)が受けられます。
 ※テキスト代は自己負担になります。

≪ 厚生労働省 求職者支援制度のご案内より引用 ≫
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyushokusha_shien/index.html

訓練コース案内
訓練カリキュラム

転職活動をしようと思いハローワークに行ったのですが、そこで目に留まったのがこの書類でした。

この書類が気になり受付に詳細を聞きに行きました。

すると、ハローワーク内に職業訓練コーナーというのが準備されているようでそこに案内されました。

誰が受講できるの?

職業訓練とは、離職者が再就職を目指し、役立つスキルを学べる公的制度で、基本的には誰でも無料で受講可能。

ただし、基本的な条件として求職中であることが求められます。

職業訓練はスキルアップやキャリアアップを目的とした制度ではなく、あくまで働く意思と能力があるのに働けない方の再就職を支援するための制度のためです。と説明を受けました。

職業訓練WEB制作科のメリット・デメリット

続いて、職業訓練WEB制作科のメリット・デメリットについて紹介します。

メリット

★無料で学べること(テキスト代・資格試験代は自己負担)

★実践的なスキルが身につく

★就職支援が受けられる

デメリット

★受講期間が決まっている(3か月~2年)

★応募倍率が高い場合もある

★学習のモチベーション維持が必要

雇用保険(失業手当)を受給しながら通う方法

職業訓練中に雇用保険(失業手当)を受給しながら通う方法について、具体的なポイントを解説します。

職業訓練に通うために失業手当を受給するには、以下の条件を満たす必要があります。

雇用保険に加入していた期間が通算12ヶ月以上あること(退職日から2年以内)。

求職活動をしていること。

ハローワークで公共職業訓練を紹介・あっせんされて受講すること。

まず、ハローワークで求職活動の登録を行い、職業訓練を希望することを伝えます。

その後、ハローワークから「公共職業訓練」の紹介を受け、選考に応募します。

職業訓練校から「受講指示」を受け、ハローワークに「失業手当」や「受講手当」の手続き書類を提出します。

受講中の支給額について

基本手当 ➡ 訓練を受講した日、土日祝日等の訓練が行われていない日も支給。

★ただし、訓練欠席や就労した日は支給対象外。

受講手当 ➡ 受講した日について支給。 (日額:500円、上限日数:40日)

通所手当 ➡ 通所に要する交通費。 (条件があります。 )

★訓練施設までの最短距離が、片道2km以上であること。

★徒歩以外で通所。

★自分自身で運転して通所していること。

★自動車の場合は距離に応じて8,010円までの上限アリ。 など

欠席する場合の注意事項

●事前に訓練施設に連絡する。

●「やむを得ない理由」の場合は証明書があれば、手当の支給対象。
  
  ★本人の病気やケガ(病院領収書や薬の証明書)
  
  ★親族の看病(続柄のわかるもの、病院領収書)
  
  ★冠婚葬祭(続柄のわかるもの、ハガキや案内状)

●1日の訓練のうち、半日以上受講していない場合は欠席扱い。  など 

雇用保険(失業手当)を受給していない人は?

雇用保険(失業手当)を受給していない人 でも、公共職業訓練を受けることは可能 です!

ただし、条件や制度が異なるため、以下のポイントを確認してください。

求職者支援制度(求職者支援訓練)

雇用保険の受給がない人が職業訓練を受ける場合の制度に求職者支援制度というのがあります。

対象者:離職中で雇用保険の加入期間が短い、または非加入の方。

内容:無料で訓練を受けられる(教材費は自己負担)。

生活支援:一定の条件を満たせば「職業訓練受講給付金」(月10万円+交通費)が支給される。

職業訓練受講給付金の支給条件

世帯収入が一定額以下 であること。

預貯金が300万円以下 であること。

ハローワークに求職申請 をしていること。

訓練期間中、出席率が80%以上 あること。

月1回以上の求職活動 を行っていること。

厚生労働省HPより引用≪https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyushokusha_shien/index.html

受講希望の場合は、まず ハローワーク で相談し、あなたに合った訓練コースや制度を紹介してもらいましょう!

都道府県によって職業訓練コースは異なります

いろんなコースがある中で、スキルを身に付けたいと思った私が通ったのは、WEB制作コースです。

都道府県ごとに訓練コースが違うので、詳しくは管轄のハローワークに尋ねてみてくださいね。

お昼も近くに食べに行ったりと本当に学校のように和気あいあいとしていて楽しかったですよ。

ちなみに私が通ったコースは、全員で12名でした。

年齢層の割合としては、
20代・・・5名 30代・・・1名 40代・・・6名

前職もみんなバラバラで、
外国語教師・看護師・エンジニア・事務員・営業・塾講師など様々でした!

公共職業訓練とは?まとめ

公共職業訓練は、 未経験からでもスキルを習得し、再就職を目指す方におすすめ の制度です。

特に雇用保険を受給中の方は、経済的な支援を受けながら通えるため、安心して学習に取り組めます。

「学び直し」や「転職」の一歩として、公共職業訓練を有効活用しましょう!

次回は、申し込みの手続き方法の実体験について詳しく書いていきます。
▷▷https://kodomofuku-neverlandkids.com/blog/255/

職業訓練で学んだスキルを応用して、子供服販売のネットショップも開いていますのでよかったら見に来てください

ネットショップ紹介

いままで、接客・販売業・事務員しかしたことなかった私でも、職業訓練のおかげで自分のお店をもつことができるようになりましたよ。

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